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ブログ 2017年7月

目で聴く

「コミュニケーションの基本は聴くこと」とよく言われる。こちらの考えをしっかりわかりやすく伝えるプレゼンテーションも大切だが、これはどちらかといえば一方通行で、人と力を合わせて何かを行う場合の双方向のコミュニケーションには聴く力が必要となる。その「聴く」について「目で聴かなあかん」ということが「ほぼ日手帳(笑)」に書かれてあった。「話し手をしっかり見よう」ということだがこれがなかなかできていない人が多い。「しっかり先生の方をみなさい」「よそ見をするな」昔から集団の中でこれができてない人ほど、忘れ物したり、いろんなことができないことが多い。(先日、NHKで発達障害を取り上げていて、病気の人の大変さがよくわかったが、今日はそのことには触れない)人の話を聞いていない、指示されたことができない人は、たいてい話し手を見ずに別のことをやっている。だから「話し手をしっかり見る」ということを小さいうちから習慣にすればしっかり聴くことができるようになる。これは集団の中でのことで、少人数のコミュニケーションで相手を見ないなんて考えられなかった。ところがスマホの登場で状況は一変。スマホの画面を見ながらのコミュニケーションが普通になってしまうのか。例えば話しかけた相手がテレビを見ていたとして、そのままテレビから目を離さずに返事をしてきても「おい、こっち見ろよ」とはあまりならない。それはこちらも同じテレビ画面を見ることができるから。それがスマホを触って(見るプラス触る!)いてそのまま返事されるとイラっと来る。これなんでしょう。もちろんこれは私が生まれた時からテレビのあるテレビ世代だからそう感じるのかもしれない。もっと昔の人はテレビを「一億総白痴化」といったぐらいなので、テレビ画面を見ながらのコミュニケーションなど許されないかもしれないが。以前の「小学生が親にやめてほしいこと」という調査で(出典不明)第一位が「携帯をいじりながらの返事」であった。今なら「スマホをいじりながらの返事」になっているのか、それとも当たり前になってなんとも思わなくなっているのか。
このブログを読んでくださっている人というのは童学舎の生徒の保護者および関係者の方か、塾をお探しの子育て中の方だと思います。そうだとすればぜひこの夏休み、こどもをよく見てあげてください。スマホの手を止めて子供の方をよく見て話を聞いてあげてください。子供に話しかけた時スマホを見ながら返事してきたら(スマホを持っているとして)「ちゃんとこっちを見て」と言ってあげてください。相手をしっかり見ながらのコミュニケーションが取れれば、何か次のステップに行けると思います。

将棋 藤井四段

将棋の藤井聡太四段が話題です。残念ながらデビューからの連勝は29でストップしましたが見事な活躍で今後が期待されます。将棋ファン(にわかも含め)がかなり増えたのではないでしょうか。マスコミの力はすごい。私もそういうにわか将棋ファンのひとりで、図書館で「三手詰め将棋」かなんかの本を借りてきてあーだこーだ楽しんでいます。私は夕方からの仕事なので昼の情報番組「ひるおび」なんかを見ていると「藤井四段の強さの秘密」なんかをやっているわけです。それによると彼は一日中将棋のことばっかり考えているそうです。プロの人がよくやるいろんな対局の棋譜の研究が中心ですが、それに疲れたら息抜きに詰め将棋をする(笑)。やっぱりこれですよね。
私も生徒によく「今日は数学をやる日とするやろ、やっていてしんどなってきたらちょっと息抜きに英単語。」とか言います。すると決まって「そんな勉強ばっかりでいやや」となるのですが息抜きがあるからええやん。英単語とか漢字とか数学の計算は勉強やなくて息抜きでっせ。英語の辞書や社会の地図帳は食卓に置いておいて、暇さえあればぱらぱらと眺めよう。息抜きです、息抜き。みんな息抜きを上手にしましょう。

関西大倉高校

春の学校説明会の最後は関西大倉中学校・高等学校です。ここは難関公立高校の併願校として鉄板かな。ただクラス(一学年10クラス以上)数が多いのでこじんまりしたアットホームな感じはありません。もともと優秀な子が集まるのでクラブも盛んで文武両道を謳っています。今回「へえー」と思ったのは、何か発想力・思考力を問うようなテストで、高校から入ってきた生徒より、中学からの六貫生の方がよかったとか。公立中学で公立上位高を目指していると「考える」というより「こなす」になっているのかもしれません。指示されたことをパターンで処理する、この能力の高い人がまだまだ中学では高得点になります。確かにこの力も必要です。それプラス「考える」というのは日々の暮らしのなかでのいろんな会話であったりちょっとした驚きであったりだと思います。2020年大学入試改革では「望ましい人物像」から変えようとしているようです。考えよう!

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